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日本から中国への古紙の輸出

日本の古紙輸出事業が、アジア各国での古紙の需要の高まりをうけて順調に伸びているのには、日本の古紙が他の国の古紙に比べると非常に高品質で世界一の品質を持っているということが大きな要因となっているようです。

ところで古紙の供給のほとんどを海外に依存している中国では、ダンボールの原料となる古紙が不足すると日本などの古紙の品質に定評のある国々から大量に買いあさるために、世界の古紙価格はその影響を受けて上がり下がりが非常に激しく、常に不安定な状態が続いています。

このような状況を解消させるために、日本のある企業が先頭に立って古紙の価格を安定させる活動を行い始めたようですが、これは日本の製紙業界にとってはあまりうれしいことではないようです。

というのも現在、中国産のダンボール原紙は微量しか輸入されていませんが、古紙の価格が安定して中国での製造コストが下がることによって、今度は日本のダンボール会社がより安いダンボール原紙を求めて中国の製紙会社から輸入することが考えられるからです。

世界の実業家たちの、"紙"をめぐる熾烈な攻防はまだまだ続きそうです。

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