海外のダンボール事情 >> 古紙について >> リサイクルの歴史

リサイクルの歴史

"古紙のリサイクル"は最近始まったことのように思われがちですが、実は日本では平安時代にすでに再生紙が作られていたという記録が残っています。

再生方法の基本は現代と同じで、「水にぬらしてドロドロにした植物繊維を重ねて乾かすとそのままくっついて紙の状態になり、それをまた水にぬらすと離れてもとの植物繊維にもどる」という植物繊維の性質をそのまま利用しており、この時代の後半には一度使った紙を集めてすき返すという古紙の再生が 日常的に行われていました。

日本で現在のように古紙の再生が盛んに行われるようになったのは、戦後になってからです。

敗戦によって樺太の森林の1/3近くを失った製紙メーカーは当時他の廉価な原料を模索していましたが、その時に思いついたのが海外から安く手に入れることのできる建材のクズと、安い"古紙"なのでした。

これ以前に古紙はちり紙などに使われていましたが、次第に板紙やダンボールの原料として使われるようになり、1960年代以降にインキを取り除く"脱墨技術"が進歩してくるとダンボールだけでなく古紙配合の上質紙の需要や供給も高まってきました。

海外のダンボール事情へようこそ!このサイトは管理人の備忘録としての情報をまとめたものです。

掲載の記事・写真・イラストなどの無断複写・転載等はご遠慮ください。